わたしの 何かが 誰かを照らす

そういうものにわたしはなりたい

偏っていこう

金曜日の夕方だが予約が途切れたのでお休みにした。今年の秋に台湾へ行くために取り直したパスポートを引き取りにやってきた。空き時間を利用してこうした休憩が出来るのが雇われていない職場のいいところだ。実際、相方にも時間の使い方は好きにするようおススメしまくっている。仕事をして、片付ければ帰ればいい。一応営業時間を18時までと決めているけれど、表記しなければいけないから決めただけで、サロンでの仕事がなくなれば他の仕事に移れば良い。もし他にスタッフが増えたとしても、基本的にはこの姿勢でいきたいと思う。サロンで行う仕事と同様、大切な仕事を今の現代人は沢山抱えていると思う。



11月6日にオープンして、本日で4ヶ月になる。あっという間に3ヶ月が終わった。年明けからホームページ制作に入り、Facebook、Googleマップと登録して世界にtoiroを紹介した。3ヶ月目となった先月2月、ご新規さんの来店が明らかに増えた。なるほど、看板も出していない店だけど、どうやら美容室だということが認知されてきたらしい。Googleマップに登録すると写真の閲覧数が出るので、何人の人がマップ上で写真を見たのかがわかる。なるほどなるほど。ここ数年、経営者セミナーや美容室の運営セミナーのようなものに参加した記憶がまったくないので、手探りではある。でも、確実にサロンづくりが始まったのだなあと思う。いよいよtoiroがヨチヨチ歩きを始めたよ。
それにしても、経営者という言葉にどうも未だに馴染めない。それって自分以外が自分を指すときに便宜上使う言葉ではある。が、なんかもうそれだけでしかない。あと、「経営者」という言葉にあまりポジティブなイメージがないからかもしれない。人より会社、利益を優先するイメージがついてしまっている気がする。もちろん人のために利益を出さなければいけないのだろうけれど、それならば利益の研究ではなくて人の成長や幸福に繋がることにエネルギーを注ぐことが結果的に利益に繋がると思っているところがある。こんな考えがすごい経営者から見てどう思われるのかは知らない。知らないし、違うのかもしれないけれども、もはや私に指図できるのは私か最強の相方しかいない。だから今世ではそういう世界を創ってみたいなあと思っている。今回の人生を使って、「利益の追求より人の成長や幸福」を優先した場合どうなるのか?という実験をしたい。その人とは自分や相方である。自分らが実験材料である。



偏っていこう



2019年の年末から、今に至るまでに私の中での価値観やモノの見方がまたグルングルンと変わった。違う段階に入った感じがすごい。昨年の自分とは別物だと感じる。こうなる流れだったのだなあと今なら色々なことを落ち着いて受け止めることが出来る。大変なこともあった気がするし嫌な気持ちになった気もするけど、それもそれぞれにエンターテイメントだったなあと思う。お店を作るつもりはなかったけど、出来たし、結果的になるようになったなあと俯瞰できるようになった。最初、お店を出そうと思ってあちこち調べに行ったりしていた頃は「通帳の貯蓄の履歴が融資審査を左右する」とか「自己資金は最低○○円いる」とか開業のためのノウハウで色々と焦っていた。でも違った。ノウハウで書かれていた自己資金の額など到底持っていなかったし、必要だとされていたものはたいして必要ではなかった。


世の中に余分が溢れているのだな、と思う。おもしろいこと、こわいこと、たのしいこと、かなしいこと、すべてが需要より供給量の方が今は多いのだ。つまり何が言いたいのかというと、道はめちゃくちゃたくさんあって、最終的には自分が望むように現実が創られる。自己資金がなくても、ノウハウ通りにしなくても自分がやりたいことは必ずやれる、ということ。私がそうであったように、色々調べて最短ルートを探したりするけど、それが逆に足元をすくうこともある。自分が望む未来の絵があったとして、描き方は1つではない、ということが言いたいのだ。だからもっとこの地球で遊ぼう。一見余計と思われることをしたって、望む未来を描いていればその方向に舵はとられる。その際に一番大切なことはGoogle先生でリサーチしまくる時間でも、人が持っているものと自分が持っていないものを比べることでもない。自分が大好きなものを見つけて、それにどっぷり浸かることだと思う。思いっきり偏ることだと思う。供給過多なこの世の中で、しっかり偏って、自分が大好きな遊びを見つけていこう。その中でこそ私達は希望を取り戻していくのだと思う。



Life  is Wonderful.




0コメント

  • 1000 / 1000