この素晴らしき世界
こんにちは、仁美です。
今年最後のバケーションである広島・尾道の一人旅を終え
あっという間にまた月曜日が来てしまいました。早いなあ。
ひとり旅は久しぶり。今回はカメラを持っての旅だったので沢山写真を撮りました。
この時期、このタイミング、そしてこの【ひとり旅】は計算されているとしか言いようがなかったなと今になって思います。
尾道のネコが膝に乗ってきて喜んだことも、浮かれて坂から転がったことも、大久野島でうさぎにたかられたことも、バスを40分も待ちぼうけしたことも、私にとってかけがえのない体験でした。どういうことか?
つまり、【ひとりで全てを決める旅】をしなければならなかった。
人はほとんど【自分以外の誰かが決めた枠組み】の中で生きています。
それは国、会社、親族、昔からの慣習、世の中の常識、当たり前、、、、、
文字で明文化されたものから、昔から代々続いている不可視な風習など様々です。
この枠の中で、さらに自分の役割や立場を考えて物事を決定したり発言したりしています。
自分がこうしたい、という思いよりも「こうしなければならない」「こうするべきだ」
色々な事を真面目に配慮するあまり、本来やりたかったこと、本当は夢見ていること、見たことない夢を見ることを諦めたりします。
2018年のテーマに【変革】を掲げ、今年1年で沢山の学びを得ました。
昨年とは全然違う生き方をして、経験したことがないこと沢山経験しました。その中には自分がやりたくなかったことも含まれています。やりたいことをやるだけでは経験とは呼べませんからね。そう、自分が想像できない経験をすることこそが良い経験なのです。
【ひとりで全てを決める旅】ということがここに繋がってきます。人生はよく旅とたとえられますが旅は予測不能なことやアクシデントも含めて旅なのです。
ひとりで全てを決める。
行き先、行く方法、動き出す時間、何もかも。
例えば毒ガス工場の廃墟が見たくて選んだ大久野島。天災の影響で電車が途中から止まっていたので途中からは振替バス。フェリー乗り場の近くのバス停への到着と、大久野島へのフェリーの出発時間がほぼ一緒。「絶対間に合わないだろうけど、行ってみよう。次の
フェリーまでかなり待つけど仕方ないか」と思ってバスに乗り込みました。一緒に乗っていた外国人観光客の皆さんが全力疾走してくれ、結果的に私も後ろから追いかけてフェリーに乗れました。
「行けるか微妙だったけど、行けた!」
帰りはフェリー到着時間とバスの出発時間がかみ合っておらず、何もないところでただただ40分待ち。外国人観光客達と一緒にコンビニで遅めのランチを買い駐車場で食べる。40分間ひたすら待つ。外国人だらけだけど、向こうからしても私は外国人だし。全員ボーッとしてる。ボーーーー。
こういったことひっくるめて、自分が決めた結果(旅)。
【尾道から大久野島行ってウサギも毒ガス工場も見て帰ってこれた】
自分が決めた方法で何かをすること。そしてそのすべてを引き受けること。
フェリーに運良く乗れたこと(成功)と、バス乗るのに40分も待ったこと(失敗)って捉えることも出来ると思います。それを両方とも引き受ける経験が必要でした。
誰にも相談しない。
誰の目も気にしない。
ラッキーもアンラッキーも自分のもの。
ああ、自分はこういうことに幸せを感じるんだった。
↑この写真とった後に坂から転げましたw
最近の世界のめまぐるしい変化を感じながら自分をどうやって生かそうかと考えます。
どうやって生かそうか、そして活かそうか。
きっと漠然とした不安というか、なんとなく見えない感を持っている人って多いんじゃないだろうか。私もそうです。私が美容師を志した時と時代はまるで変わっています。きっとどの業界もどの社会もそうですよね。そんな世界の中で本来やりたかったこと、本当は夢見ていること、見たことない夢を見ることを諦めずに生きるにはどうしたらいいのだろう。
大人になるほど、夢が必要だって思う。だって夢とか希望とか語るのに年齢制限なんて無いでしょ?
難しい顔して苦しみながら生きるためにこの世があるんじゃない。
いやー、生まれてきて良かったわーい!って思って死にたいやん?
今回の旅で出た答えの1つは【自分が生きたいように生きよう】です。
色々と悩み悩んで肌荒れもしまくった一年でしたが(生まれて30年肌荒れで悩んだことなどなかったのに)、悩むことはもうやめます。
今日やっと皮膚科にも行ったし、明日には今日より少し綺麗な私になってるはず。
尾道に持っていた本は堀江貴文氏の【ゼロ】
【悩むとは物事を複雑にしていくこと、考えるとは物事をシンプルにしていくこと】
なるほど、自分以外の色々なものに心を奪われすぎていたなあ。
思いっきり複雑にしてしまった1年だったので、、ここからシンプル化を進めていきます。
世界はワクワクに満ちている。
でしょ?
仁美でした。
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