わたしの 何かが 誰かを照らす

そういうものにわたしはなりたい

崩壊の後は新しい創造②

こんにちは、五所尾仁美(ごしょおひとみ)です。

木曜、金曜と連休で
木曜の夜は大先輩と自宅近くの隠れ家カフェでご飯しました。




私が高校卒業してすぐに入社した美容室の先輩。
現在は美容師ではなく、エステのオーナーさんをされています。
今回はかなり久しぶりで多分3年ぶりくらい。



今はSNSのおかげで
なーんとなく知っているので
めちゃくちゃ久しぶりな感じはしませんね。


出会ってから15年、、、
それぞれに色んな事が色んなタイミングであっただろうし、
病めるときも健やかなるときもあっただろうし、笑



それでも今、お互い年齢を重ねても
五体満足で好きな仕事をして
これからの未来の話をする事ができる事に
とても感謝しているし
尊いものだと感じています。





人との出会いは必然だと思っています。



それを【運命の出会い】にするのか
出会っただけにするのかは
自分がどのように生きたいかにるよる、と。



自分がどんな人間になりたいのか。
どんな人達に囲まれていきたいのか。
逆に、関わりたくないことも
明確にする必要があります。



もしかしたら冷たいと感じる方もいるかもしれませんが、
私は人生のある時から、
自分が関わる人間関係に関して
かなりシビアに考えています。


それは自分の人生経験の中で
そういう学びを得た苦い経験があることと
単純に、自分自身がオープンでいられない相手と一緒に時間を共有することが不可能だからです。
何のために限りある人生の時間を
そこに使うのか、
自分が納得できないからです。



なので、私は「お付き合い」でのやり取りはほとんどしません。笑


だからこそ本当に深く、長い、おつきあいが出来るのかなと思っています。


さて、
夜行バスに乗って向かった先は


原宿grico のエザキヨシタカさんのところ。


東京のとある有名サロンで
史上最短でデビューされ、
gricoをオープン。


基本的に1時間前行動の私は
予約の2時間前には
原宿のロッテリアにいました。(笑)


2時間。
2時間、原宿の交差点にあるロッテリアで人間観察してました。
ただひたすら、人を見ていました。


この人たちはどんなこと考えて生きてるんだろう。





ここは原宿。
雑誌で見たことのあるような
読者モデルっぽい人も
プロモデルなのかなんなのか
とにかくスタイルが良くて頭が小さい可愛い女の子も男の子も沢山歩いていました。



ここにいる人達は
誰も自分のことなんて知らないし
自分が抱えている悩みなんて
ここにいたら
無かったことのようだな。


そんなことを考えながら。
2時間。




そして、いよいよ時間になったのでgricoへ。




平日のお昼前の原宿裏手は
人もまばらでのんびりとしていました。
何店舗か有名サロンを通り過ぎて
着いたのはシルバーの外観のgrico。



ここまで来ると緊張はなくなります。
サロンに入ると、
まだ当時アシスタントだった
イケメンスタッフの宮永えいとさんがお出迎え。


私が美容師だとご存知だったので
当時gricoやエザキさんが掲載されている雑誌を見せてもらったり、
ゆったり親切に対応して頂きました。




エザキさんはとても気さくな方でした。
私の今の状態や悩みども全て話しました。
私はこの先なにをすればいいのか、と。






エザキさんが私にくださった言葉は
とてもシンプルでした。






そのサロンじゃないと

ダメな理由はあるんですか?



それ以上何かする、となると

もう経営者になるしかないと思います。



今のサロンじゃないとダメな理由、、

きちんと実績を出せる美容師になりたい、、

今のサロンじゃないとダメな理由、、







理由が無い。








自己評価が低すぎますよ。

こんなすごい作品作れるのに

もっと出していかないと!!!!









自己評価が低い、、??



確かに長い間お世話にはなってきた。
アシスタントから考えると色々な経験を
積ませてもらったし、
色んな方々とつながりを持つ事が出来た。






でも、美容師としてはどうか?
一人の美容師として
一人前、と自分を認める事が出来ているか?





実績を出せない自分を

一人前の美容師として

認めることが出来ないことには

変わりない。



 



大したことないかもしれないけれど、
その時の私には視界が開ける言葉でした。




ひとつの会社で長い間勤務していると
どうしても価値観が固定されがちになる気がします。


それはどの世界でも起こり得ることで
わかりやすい言葉にすれば
【洗脳】という言葉に言い換えることが出来るかもしれません。
意図していなくても、起こり得ることです。





その世界ではそれが全てです。






自分の本来の目的はなんだったのか?
実績を出す美容師になることなのであれば
別に場所はどこだっていいんじゃないか?
なぜそこに固執しているのか?
何年経っても目標にたどり着けないのに。








エザキさんは客観的にシンプルに
私に指摘を下さいました。
ご自身の経験も交えて、
とても親身に、かつ、的を得たご意見を下さいました。




原宿でしか売ってないクッキーを
プレゼントとして頂き、
エザキさんに見送られました。


エザキさんと私とKHAのノミネート作品。



帰り道、
私はシンプルな質問を
永遠に自分に投げかけていました。






果たして今の場所は

自分が求める未来を叶えることが出来る場所なのか?


あの場所は私をこれから

もっともっと成長させてくれる可能性がある場所か?


私はあの場所で学ぶことがあるのか?






答えは全てNOでした。

悲しいけれど、
自分で認めざるを得ませんでした。



今まで自分が信じて信じて生きてきた場所、
何も疑わずに
それが全てと思っていた場所から
去るべき時が来たことを自覚したのです。







今日はここまで。
では、また。


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