向こうへ行こう
今晩は、どのような一日をお過ごしでしたでしょうか。
奈良県生駒市で【ヘアスタイルは人生を変える】をモットーに美容師をしている
五所尾仁美(ごしょおひとみ)です。
昨日の月曜日は大阪難波の
エディオンアリーナというところで
ヘアショーをさせていただきました。
ルトーア美容専門学校の行事の
トーアフェスティバルというビッグイベントで、
関西でも選ばれた数社しか参加出来ないとてもありがたい機会です。
朝早くから集まり、
本番まで細かいところを入念にチェック。
今回のテーマは
Lady in Red
女性のしなやかな強さ、
そして美しさを真っ赤に統一した衣装で表現しました。
今回メインのヘア技術者を
1年目と2年目のスタッフに担当してもらいました。
かなりのプレッシャーだったと思います。
私と副店長の山下がヘアショーの監督だったのですが、
二人ともハッキリした性格なのと、
正直、時代に沿わないスパルタな教育方針なので、
「教えて貰えるのが当たり前」
教育で育った若い子には
なかなか厳しい先輩だと自覚しています。
前々から生駒店のスタッフには
こんな話をしています。
・ここでだけ通用する人間になるな。
・スタイリストになるのが目標じゃない、売れっ子スタイリストになるのが目標。
・仕事はもらってるうちは仕事じゃない。作って始めて仕事になる。
・自分の中で考えた答えを出してから相談しなさい。
・無駄な質問するな。何でも聞くな。
なんかちょっとこう。。。
武士道的なもんありますよね 苦笑
私が教育とか指導とか
そんな偉そうに語るつもりは全く無いし、なんならめちゃくちゃ失敗するし、助けてもらってます。
スタッフにも失敗はするもんだと伝えていますし、
それを放置することがだめだと話しています。
私自身がエールに入って
こんなにたくさんの後輩を持ったことが初めてなので、
店長として一体何が正解かなんて
まったくわからないままここまできています。
ヘアショーという山場を越えた今、
スタッフ達の成長ぶりを見て
ああ、よかったなって
安心してるというのが本音です。
ちまたにはノウハウが山のように転がっています。
Siriは話しかけたらすぐに答えを出してくれます。
そのうち人間は何もしなくてよくなります。
便利になるのは素晴らしいことです。
でもその便利さと一緒に
人間が手に入れるものが
他にもあるはずです。
人の立場に立って物事を考えられない人間が多すぎませんか。
自分にばっかり得になる発想では
本当の意味で幸せと呼べるのでしょうか。
苦しい事を回避してばかりいて
苦しみへの耐性が培われずに
人や自分を簡単に傷つける人が
どんどん増えているように感じます。
隣にいる人がいて初めて
自分の存在があるって
少しでも感じることが出来る人になってほしいって思ってます。
強く優しく美しくあってほしい。
しんどそうな子がいたら
どうしたん?って声をかけたり
誰かが失敗したら
みんなでチェックしようって言えたり
お互いに心を配りあって
張りのある人生を送ってほしいと思っています。
私自身も沢山の失敗をしてきたので
それを活かして、
みんなに伝えていこうと思っています。
昨日も打ち上げの席で話しましたが
苦しくて苦しくて
答えが出なくて、眠れなくて、
苦し紛れに出した答え。
ぽんって出た答え。
そこまでいけたことが素晴らしいんだよ。
自分で答えを出せたことが。
もうちょっとしたら
自分がどれだけ強くなってるかわかるから。
苦しみの向こう側に成長した自分がいるから。
これからが楽しみです。
私と副店長の山下。
最後にサプライズでケーキとお花いただきました!
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