お給料50万円下さい。
【ヘアスタイルは人生を変える】をモットーに
奈良県生駒市で美容師をしている
五所尾仁美（ごしょおひとみ）です。
美容師の実生活というのは
一般的にはどのように考えられているのでしょうか。
華やかなイメージとは裏腹に
現場の人間は色んな意味でいつもシビアです。
美容師に限らず
華やかに見える職業ほど
地道な努力を長い間重ねていて、
ある程度の年数を経ない限り
結果としては表れてこないのではないかと思います。
例えば美容界には
一般的な【ボーナス】といものも無いところがほとんどですし、
（何かしらの形で会社は還元しようとしてくれますが、それは【一般的なボーナス】と同じものではありません）
アシスタント時代はお給料の殆どが
練習用のウィッグ代になります。
まぁ練習しなければお金は余りますが
ハッキリ言って、
将来食べていける美容師にはなれません。
つまり技術が上手くなりません。
つまり割とお金はありません。
これは日本という国の技術職に対しての軽視の歴史もあると思うので、
美容室のオーナーさんがケチなわけでもありません。
私も数年前まで
本当にモヤシばっかり食べてました。
今はそんなこと無いですが、
そんな人は今でもゴロゴロゴロゴロいると思います。
一番問題だなって思うのは
美容師側の人間が、
【美容師の生活はこんなもんだ】
って諦めて、それに慣れてしまうことです。
私はモヤシ生活をしばらく続けていましたが
ある時ふと我にかえりました。
お客さんからしたら
頼りにしている美容師が
いつまでも生活苦しくて
モヤシばっか食べてたらいかんだろ。
やっぱり華やかな職業で
憧れられる存在という側面が
美容師にはあると思います。
そんな人が裏でほそぼそと生きてるのって
何か虚しくない？と思ったのです。
そんな美容師になりたかったんじゃない。
お金お金いうわけじゃないけど、
やっぱり努力して時間もお金も投資して
自分を磨いて生き抜いてきて
5年で離職率80%の世界をクリアしてきた人間は
豊かな生活を送るべきだと
私は思うのです。
私がお給料50万円貰うためには
実績を残すことももちろんですが
他に会社の中で何をすればいいですか？
というお話を
現オーナーにさせて頂きました。
ありがたいことに
そのヒントを沢山教えて頂きました。
そんなこともともと言える人間では無いのです。私。
ですが、
美容師が豊かになるべきだって
ずっと思ってたのもあるし、
やっぱり頑張っている人間が
正当に評価されている姿は
後輩から見ても追いかけたくなる存在だと思うし、
美容師って夢を見せることが出来る仕事だと思うんですよね。
そして
ある先輩とのお話の中で背中を押されました。
そんな先輩がいてくれることにも感謝です。
周りの人にいつも救われる。
私の周りには頑張っている人が沢山います。
こないだの撮影会の作品をチラリ。
ちなみに撮影チームにはパートさんが二名います。
めちゃくちゃすごいって思います。
そんな頑張っている人を見たら
もっと自分はやらないとダメだし、
その人達を勇気づけれるような存在になりたいと思います。
だからこそ真面目に一生懸命やって
会社や社会に貢献して
キチンと対価をもらう。
その美しい社会の流れの中を
後輩達にも歩いてほしいと思います。
その先駆けの人間になりたい。
そして皆が言えたら良いな。
お給料50万円欲しいので
私に何かさせて下さい。
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